写真を撮る理由なんてそんなもんだ

いつもの当たり前の話し相手としばらく離れることになってから、3日が過ぎた。


今目の前のことに一生懸命に生きていると、ふとした時に前のことを思い出すのがなかなか難しい。
なんというか、確かに行った場所や、食べたもの、いつのことかとか、その時出会ったこととか。


1人の生活から、2人の生活になって1番変わったのはこの生活がいつまで続くかなんて分からないから(決っして悲観的ではなくて)っていう理由だけで、大切に記憶を留めるために写真を日頃から撮るようになった。

それは、決して万人ウケするものでもないし(そのつもりでも撮っていない)、映えるわけでもないし、バズるものでもない(そもそも狙ってなんかできないけど)。

だけど、それがある日か過去のことを振り返ったり、ふと写真を見返す時に、キラキラって輝く。
その感覚をこの数年で体感しています。

きっと、単純で、当たり前かもしれないけど、
自分のため、近くにいる人のために撮るをしている。


https://note.com/sketch_k/n/n28735c01a4b9?magazine_key=ma147cf37b2d3


写真を撮る理由

いつもの当たり前の話し相手としばらく離れることになってから、3日が過ぎた。

今目の前のことに一生懸命に生きていると、ふとした時に前のことを思い出すのがなかなか難しい。
なんというか、確かに行った場所や、食べたもの、いつのことかとか、その時出会ったこととか。

1人の生活から、2人の生活になって1番変わったのはこの生活がいつまで続くかなんて分からないから(決っして悲観的ではなくて)っていう理由だけで、大切に記憶を留めるために写真を日頃から撮るようになった。

それは、決して万人ウケするものでもないし(そのつもりでも撮っていない)、映えるわけでもないし、バズるものでもない(そもそも狙ってなんかできないけど)。

だけど、それがある日か過去のことを振り返ったり、ふと写真を見返す時に、キラキラって輝く。
その感覚をこの数年で体感しています。

きっと、単純で、当たり前かもしれないけど、
自分のため、近くにいる人のために撮るをしている。


あふれるほどの思い出を断捨離する日々

ぼくはiphoneを長らく使っているんだけど、最近アプリを使おうと思うたびにダウンロードをしなくてはいけなくて困っている。

ストレージを見てみると、写真と動画が9割をしめているせいで自動的に使っていないアプリが未ダウンロード状態になっていた。
 
相変わらず写真ばかり撮っているんだけど、ちょこちょこ動画も撮っていて、4Kで撮っているせいだと思う。
 
このペースだと、近々写真もデータがいっぱいで撮れなくなりそうなので、不要な写真や動画を隙間時間を使って消しているんだけど、これがとても苦渋の決断の連続になっている。
 
一見どうでもいいような街並みの動画、妻との散歩の動画、何本も同じような波や光の揺らぎの映像などなんだけど、消すたびにもう2度とは見返せないんだろうな〜って感じてしまって。

大切なものを断捨離しているような気分を味わっているからだ。
 
と、そんなことをしながら今日も新しい思い出を撮ってスマホのお腹を膨らませる。


写真は自分自身

年始からいくつか新しいことに取り組んでいて、今日は新しい写真集の作業をしていた。
 
じっくり振り返るということが苦手なぼくだけど、写真集や個展のような限られた枠の中でどのように写真を描くかを考えるために、これまでの写真を見返して、これはあの時のあれか〜!、なんてひとりごとをぶつぶつ言いながら、作業をしている時間だけは好きだ。
 
思えば写真を本腰入れて撮り始めた時から、随分と撮るものや興味対象がかわったなぁと思う。
 
写真は、自分自身だなぁ。

心の有り様が時間の経過とともにどう動いていってるのかが垣間見える。
 
少し恥ずかしくもあるし、面白くもある。
 
時々、見返して昔の自分に会いに行くのも悪くない。

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